道教委が高校教育課程研究協議会 指導主事の資質向上 道研・北村所長ら講演(道・道教委 2019-08-27付)
道教委は22日から2日間、道庁赤れんが庁舎を主会場に令和元年度高校教育課程(各教科担当指導主事等)研究協議会を開いた。道立教育研究所の北村善春所長や文部科学省情報教育・外国語教育課の髙谷浩樹課長が講演したほか、10教科部会ごとに研究協議を実施。80人が参加し、指導主事として求められる資質・能力の向上に努めた。
高校における教育課程編成・実施上の課題および各教科における学習指導上の諸問題について研究協議を行い、高校教育の改善・充実に資することがねらい。道内の高校教育担当指導主事など80人が参加した。
初日の開会式で、藤村誠高校教育課長があいさつ。高校教育に関する国の動向として、教育再生実行会議の提言「技術の発展に応じた教育の革新、新時代に対応した高校改革について」を紹介。「学校のICT環境をはじめ、技術の進展に応じた教育の革新を加速度的に進めていかなければならない」と示されていることを伝え、今後進められる国の議論に注視し、学校に対して適切な情報提供、指導助言に努めるよう呼びかけた。
引き続き、北村所長が「これからの指導主事に期待すること」と題して講演。自身の経験に基づき、円滑な業務の推進や学校に対する指導助言の在り方を示した。
また、髙谷課長が「新時代に対応した教育の情報化」をテーマに講演。教育の情報化に関する国の動向を示し、ICTなどの情報教育環境を整備する必要性を説いた。
2日目は、道庁本庁舎・別館、道研など各会場に分かれ、国語部会や数学部会など、10教科部会ごとに研究協議を実施。①各教科における教育課程編成・実施上の諸課題②高校教育改革推進の現状と課題③教科指導訪問、授業改善講座等における指導助言―の3つをテーマにそれぞれ協議を重ねた。
(道・道教委 2019-08-27付)
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