札幌市小学校教頭会 新年度から 6専門部に組織再編へ 市の重点に基づく取組導入(関係団体 2019-09-12付)
札幌市小学校教頭会(関根治彦会長)は組織改革に向けた素案をまとめた。現行の専門部を6つの専門部に再編。研究の視点と具体的な内容に、札幌市学校教育の重点に沿った取組を追加する。10月上旬までに各支部・専門部で意見を集約し、11月に組織改革を検討。来年1月の臨時総会で組織改革案が承認されれば、新年度から新体制で運営を行う。
全国・全道公立学校教頭会の研究課題と専門部の整合性を図り、効果的に運営していくためのもの。
現行の専門部は研修部、管理部、施設部、社会部、厚生部、保健体育部で構成。
新組織に向けた素案では、これらを①教育課程部②学びの支援部③環境教育部④組織力向上部⑤人材育成部⑥管理運営部―の6つの専門部に再編する。
教育課程部は、現行の研修部と同様、全国共通課題である教育課程の研究を行っていく。研究の視点と具体的な内容について、市学校教育の重点をもとに札幌らしい特色ある学校教育と進路探究学習(キャリア教育)を盛り込んだ。
学びの支援部は、子ども発達を共通課題に、社会部と保健体育部の研究活動を統合。重点から国際理解教育と帰国・外国人児童についての研究を追加する。
教育環境部は、施設部の取組を受け継ぐ。安全教育と情報教育を新たに盛り込んだ。
組織力向上部は、厚生部と同じく、組織・運営にかかわる研究を行っていく。
人材育成部は、教職員の専門性を共通課題に、教頭会全体で取り組んできた教職員の意識高揚や指導力の育成などについて研究を行う。
管理運営部は、管理部を受け継ぎ、副校長・教頭の職務内容・職務機能を共通課題に研究を行う。
来年1月15日の全市研究大会で行われる臨時総会で組織改革案の承認を得られれば、同年4月1日から新体制で運営していく。
(関係団体 2019-09-12付)
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