函館市Ｐ連が研究大会　学びと行動で未来拓く　５分科会で提言や意見協議

（関係団体 2019-09-17付）

会員３００人が参加し、活動充実と発展を目指した

　【函館発】函館市PTA連合会（干山毅会長）は９月上旬、道教育大学函館校で研究大会を開いた。会員約３００人が参加。大会主題「学びと行動で未来を拓くPTA～子どもたちの豊かな成長を願って」のもと、分科会の提言や発表、意見協議を通して研鑚を積んだ。

　各ＰＴＡが実践と研究成果を交流し、今後の活動充実と発展に資することが目的。本年度は、研究主題「親の役目を果たすために“学ぼう”“語ろう”“実践しよう”」のもと、５つの分科会で提言や意見協議が行われた。

　開会式で干山会長があいさつ。大会での積極的な意見交流に期待を寄せた。

　つぎに、渡島教育局の箕浦真人教育支援課長と函館市教委の松田賢治学校教育部長が来賓祝辞を述べ、大会の成功と活動の一層の充実を願った。

　開会式終了後、干山会長が登壇。来年１０月に市内で開かれる第６７回日本PTA北海道ブロック研究大会函館大会の日程・内容などを説明した。

　分科会では「組織・運営」「家庭教育」「学校支援・地域連携」「健康・安全教育」「特別課題」の５つをテーマに提言・発表、意見協議を行った。

　このうち、家庭教育では「子どもと深く関わるためにすべきこと」をテーマに、中部小学校ＰＴＡの角田信一氏と椴法華小学校ＰＴＡの民谷愛菜氏が発表した。

　学校と協力して実施した花壇整備運動などの教育環境整備への協力のほか、地域ぐるみで学力向上を目的にスマートフォンやゲームの使用を制限する週間の設定などについて、今後も継続する方針を示した。

　発表のあと、各分科会でPTA活動充実に向けた意見交換が行われた。

(関係団体 2019-09-17付)