利尻富士町鴛泊小１年生　建設業ってすごい！　ふれあい土木教室参加

（学校 2019-10-01付）

　【稚内発】利尻富士町立鴛泊小学校（関谷克志校長）の児童は９月中旬、同校のグラウンドで開かれた宗谷総合振興局稚内建設管理部主催のふれあい土木教室に参加した。児童はバックホーなどの建設機械の試乗体験などを通して、建設業の魅力にふれた。

　ふれあい土木教室は、工事現場などで土木技術に直接ふれる機会などを提供することで、土木の役割を広く認識してもらうことが目的。稚内建設管理部では、稚内建設協会などの協力を得て、平成１７年度から取り組んでいる。同校での開催は本年度３校目。

　鴛泊小の１年生１４人、教員１人、実習生１人が参加し、「土木工事に使う機械とふれあう」をテーマに教室を開催。町内で利尻富士利尻線防安交安工事（中田・北新共同企業体施工）を請け負っていることから㈱中田組（稚内）が授業を支援した。

　はじめに、稚内建設管理部利尻出張所の齊藤仁彦所長と工事の現場代理人を務める中田組の石川拓郎氏が今回使用する建設機械などについて説明。

　このあと、児童はバックホー、ラフテレ―ンクレーン、タイヤショベルに試乗。上空からドローンが撮った地上の映像を見て大喜びだった。

　齊藤所長は、児童からの質問について「クレーン車の部品やバックホウの作業効率についてなど１年生とは思えない高度な質問があった」と話していた。

(学校 2019-10-01付)