泊小 レンガのアーチ橋づくり 建設業界へ興味深め 地元業者主催 機械見学も
(学校 2019-09-27付)

泊小アーチ橋
大小57個のレンガを使用した

 【小樽発】泊村立泊小学校(山本康博校長)は19日、地元建設業・茅沼建設工業㈱(三宅節雄社長)によるレンガのアーチ橋づくり体験学習に参加した。4年生12人が径間175㌢㍍のアーチ橋を製作したほか、建設機械見学や試乗体験も実施。建設業界について興味を深めた。

 茅沼建設工業は、日ごろ世話になっている地域への恩返しの意味を込め、平成25年度から泊小の児童を対象に活動を続けている。

 テーマは「体験して学ぶ“ものづくり”の世界について」。

 開会に当たり、茅沼建設工業の二瓶幸雄専務は「けがをしないよう協力して楽しく取り組んで」と呼びかけた。

 次いで、松田隆志管理部長がレンガのアーチ橋づくりについて説明。職員がデモンストレーションしたあと、児童たちはアーチ橋づくりに挑戦した。

 児童は自分たちで命名した「カービィ建設」「大星建設」「将映建設」の3班に分かれて、一橋ずつ製作。大小合わせて57個のレンガを木枠の台に並べ、水分を含んだ砂で目地を埋めたあと、木槌でたたき、ホウキで砂をよけ、木枠を外して径間175㌢㍍のアーチ橋を完成させた。

 児童は出来上がった橋の上を歩いて強度を確認。最初は橋に大きな負荷をかけないようにゆっくり足を乗せていたが、全体重をかけても安全だと分かると、複数人で乗ったり、飛び跳ねてみたりするなど、歓声を上げて楽しんでいた。

 後半は建設機械の見学、試乗体験のほか、空飛ぶ泡体験を実施。水で溶かした洗剤とヘリウムガスを混ぜた泡を、児童が切り抜いたダンボールの型を通して飛ばした。

 担任の吉田礼女教諭は「ものづくりの経験を今後の活動に生かしてほしい。地域の企業を知るとともに、将来を考えるきっかけになれば」と期待。

 二瓶専務は「ものづくりの達成感を味わってくれたと思う。建設業に興味をもってほしい」と笑顔で見守っていた。

(学校 2019-09-27付)

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