道教委がネイパル所長会議 利用者サービス向上を 施設運営に関し情報交流
(道・道教委 2019-10-15付)

道立青少年体験活動施設支援施設所長会議
ネイパル6施設の所長など9人が出席した

 道教委は10日、札幌市内のかでる2・7で道立青少年体験活動支援施設(ネイパル)所長会議を開いた。ネイパル6施設の所長ら9人が出席。ネイパルの運営に関する説明や講義、情報交流を行い、施設運営の改善、利用者サービス向上を目指して共通理解を深めた。

 会議は、ネイパルにおける管理の目標達成に向けた説明を行い、今後の施設運営の改善や利用者サービスの充実に資するもの。道内ネイパル6施設の所長など9人が出席した。

 開会に当たり、生涯学習課の吉田昌幸主幹があいさつ。

 ネイパル6施設の利用者を対象に実施した利用者満足度調査にふれ、全施設において各項目の満足度が概ね90%以上、総合評価の平均が98・4%となったことを報告。今後、改善の必要がある指摘について、多様化する住民ニーズに効果的・効率的に対応するため、民間ノウハウを活用し、これまで以上に駐在社会教育主幹と連携を取りながら柔軟な施設運営を行うよう求めた。

 引き続き、吉田主幹がネイパルの運営について説明した。

 利便性の向上、働き方改革の推進に関して、業務のスリム化を図ることや職員の勤務について確認することを要請。

 また、電話対応や子どもたちの受け入れの対応など、職員への指導・教育を徹底的に行うよう求めた。

 次年度の実施事業基本方針等については、議会議論や施策等によるパイロットプログラム事業の構成などを解説した。

 このほか、生涯学習課の本田憲司主査が「新学習指導要領に関連する取組」、内田七生主査が「管理の目標の達成」について説明した。

 このあと、道保健福祉部健康安全局地域保健課の佐藤博之主査が「感染症予防対策と危機管理」について講義したほか、各施設の運営状況について情報交流。出席者は、今後の施設運営の改善、利用者サービスの向上を目指して意見を交わした。

(道・道教委 2019-10-15付)

その他の記事( 道・道教委)

効果的・持続的な運用へ 道教委が室蘭でCS推進協議会

道教委CS推進協議会  【室蘭発】道教委は2日、むろらん広域センタービルでコミュニティ・スクール推進協議会を開いた。胆振管内の市町教委職員や教職員など16人が参加。説明や実践発表などを通して、コミュニティ・スクー...

(2019-10-16)  全て読む

公立小・中の通級指導5月1日現在 542人増の6003人 言語障がい等は平成5年の33倍 道教委まとめ

通級指導学級数  道内公立小・中学校における通級による指導の対象児童生徒数は、ことし5月1日現在で6003人となり、制度が始まった平成5年度と比べ約28倍に増加していることが、道教委のまとめで分かった。この...

(2019-10-16)  全て読む

道教委が有朋高で遠隔サミット 研究開発の推進図る 礼文高・平取高への配信授業公開

有朋高遠隔サミット  道教委は11日、有朋高校で令和元年度高校遠隔授業実践研究協議会(遠隔サミット)を開いた。有朋高から礼文高校・平取高校に配信する外国語と数学の授業を公開。研究開発学校の管理職、教諭など約60...

(2019-10-16)  全て読む

プログラミング教育相談窓口開設 疑問・悩みに対応へ 道教委・教育環境支援課

 道教委は10日、プログラミング教育相談窓口を新たに開設した。来年度から小学校で始まるプログラミング教育に向け、教材準備や校内研修など各学校が抱える疑問や悩みに対応する。窓口は、教育環境支援...

(2019-10-15)  全て読む

来年度のネイパル体験プログラム 全施設で防災キャンプ 自然災害想定し命守る教育 道教委

 道教委は来年度、すべての道立青少年体験活動支援施設(ネイパル)において、防災意識や災害時に対応する力を高める体験プログラム「ネイパル防災キャンプ」の実施を検討している。気象台など関係機関と...

(2019-10-15)  全て読む

ネイパル利用者満足度調査 道教委 全体的に高評価を獲得 「職員の対応」97・8%など

ネイパル(表)  道教委は、道立青少年体験活動支援施設6施設における令和元年度利用者満足度調査結果をまとめた。全回答から「該当なし」「未回答」を除いた有効回答による満足度をみると、全施設の平均として「プログ...

(2019-10-11)  全て読む

英語力向上推進校の授業公開 11月8日から14校で 4技能5領域をバランスよく 道教委

 道教委は、本年度新規事業「ほっかいどう学力向上推進事業(英語力の向上支援)」推進校の授業公開の日程をまとめた。11月8日の苫前町立古丹別中学校を皮切りに、各管内で順次開催。研究協議や実践発...

(2019-10-10)  全て読む

特別支援文教施策要望への道教委回答

 7日に開かれた道教委と道特別支援学校長会(木村浩紀会長)、道特別支援学校副校長・教頭会(野戸谷睦会長)、道公立学校事務長会(坂井秀昭会長)との令和2年度道文教施策に関する教育懇談会(9日付...

(2019-10-10)  全て読む

建設産業魅力発掘キャラバンバスツアーのアンケート結果 ものづくりへ興味8割超 児童生徒41人が大型工事等見学 道建設部

 道建設部は、本年度の新規事業として開催した建設産業魅力発掘キャラバン・バスツアーのアンケート結果をまとめた。釧路、胆振、空知の3管内で実施し、小中高生41人、保護者38人の計79人が参加。...

(2019-10-10)  全て読む

道研が中学校外国語教育充実研修 異文化や国際理解視点に JICAと連携し講義・演習

道研JICA連携中学外国語教育充実研・太田教授  道立教育研究所は1日から3日間、同所とJICA北海道で中学校外国語教育充実研修「グローバルな社会を生きる力を育む授業づくりの進め方」を開いた。本年度からJICAと連携して行うもので、8月に...

(2019-10-09)  全て読む