来年度のネイパル体験プログラム 全施設で防災キャンプ 自然災害想定し命守る教育 道教委(道・道教委 2019-10-15付)
道教委は来年度、すべての道立青少年体験活動支援施設(ネイパル)において、防災意識や災害時に対応する力を高める体験プログラム「ネイパル防災キャンプ」の実施を検討している。気象台など関係機関と連携し、地震、津波や河川氾濫など様々な災害を想定した体験プログラムを開発。災害時に自らの命を守る防災教育を各地で展開する予定。
近年、地震、津波、台風などによる河川の氾濫、雪害などの自然災害が多発し、道内でこれまで被害が少なかった台風の上陸も相次いでいる。
道教委が平成30年度に実施した生涯学習に関する住民の意識調査によると、日常生活における課題として回答者の8割以上が「防災に関すること」を挙げている。
将来の大規模災害など新たな課題への対応を図るため、道教委は来年度、全ネイパルにおいて「ネイパル防災キャンプ」の実施を検討。
気象台、地震火山研究観測に関する観測所、各市町村関係部局、道消防協会、自衛隊など、専門的知識や技能を有する関係機関と連携し、質の高い防災教育の体験プログラムの開発を進める。
原則、宿泊を伴う事業とし、雪害、河川氾濫、落雷、噴火など様々な災害を想定した体験プログラムを計画。各種災害の仕組みを学ぶ機会を設ける。
参加対象として、小・中学生、高校生、家族、地域住民などを想定。
募集人数、実施回数は各施設の実情に応じて設定する。
(道・道教委 2019-10-15付)
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