道高教組が第２３５回中央委員会　少人数学級の実現目指す　地域と連動した取組を

（関係団体 2019-11-06付）

　道高教組（尾張聡中央執行委員長）は１０月２６日から２日間、札幌市内の道高校教職員センターで第２３５回中央委員会を開いた。第１号議案「当面する諸闘争の取組」では、本年度後半の具体的な取組を決定。２０２０年度の英語民間検定試験の大学入試活用について中止を求める署名や要請、街頭宣伝に取り組むことをはじめ、ゆきとどいた教育を進めるために「自治体訪問、意見書採択など地域と連動した取組を進め、少人数学級実現を目指す」ことなどを掲げた。

　中央委員会では、尾張中央執行委員長があいさつ。

　変形労働時間制について、今後、急速に問題の本質を知らせ、運動を広げていく必要性を強調。「まず支部段階で、そして分会、地域で学習と運動を急速に進める必要がある」と呼びかけた。

　議事に移り、「当面する諸闘争の取組」では、本年度後半の具体的な取組を決定。

　新学習指導要領・高大接続改革について、職場討議資料を活用した学習会を支部・分会で開き、学校づくりの議論に生かすことや、２０２０年度の英語民間検定試験の大学入試活用について中止を求め、署名や要請、街頭宣伝に取り組むことなどを挙げた。

　また、ゆきとどいた教育を進めるために、「自治体訪問、意見書採択など地域と連動した取組を進め、少人数学級実現を目指す」「定員・教育予算等に関する要求書を提出し、交渉によって教育条件の改善を求める」などの取組を掲げた。

(関係団体 2019-11-06付)