全国学力調査北海道版結果 各管内状況 №3 後志(道・道教委 2019-11-11付)
◆PDCAサイクル確立充実を 小学校
【学校数54校、児童数1373人】
▼分析
児童の姿や地域の現状等に関する調査や各種データ等に基づき、教育課程を編成し、実施し、評価して改善を図る一連のPDCAサイクルの確立をよくしている学校の割合は37・0%で、全国を下回っており、課題である。
普段(月~金曜日)、1日当たり1時間以上勉強をしている児童の割合は49・6%で、全国を下回っており、課題である。
授業では、課題の解決に向けて、自分で考え、自分から取り組むことができていると回答した学校の割合は16・7%で全国を下回っているものの、課題の解決に向けて、自分で考え、自分から取り組んでいた児童の割合は33・0%で、全国と同様である。
▼改善の方向性
調査結果等の分析に基づき、教育活動の改善を図ることができるよう、学校評価および各種調査結果を踏まえた検証改善サイクルの確立に向けた取組を充実させる必要がある。
主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を図ることができるよう、単元や題材など内容や時間のまとまりを見通した授業改善を推進する必要がある。
普段(月~金曜日)、1日当たり1時間以上勉強をしている児童の割合が増加するよう、学校と家庭が連携した学習習慣の確立を進める必要がある。
◆主体的学びへの改善が必要 中学校
【学校数36校、生徒数1327人】
▼分析
生徒の姿や地域の現状等に関する調査や各種データ等に基づき、教育課程を編成し、実施し、評価して改善を図る一連のPDCAサイクルの確立をよくしている学校の割合は33・3%で、全国を下回っており、課題である。
授業では、課題の解決に向けて、自分で考え、自分から取り組むことができていると思うと回答した学校の割合は13・9%、授業では、課題の解決に向けて、自分で考え、自分から取り組んでいたと思う生徒の割合は26・3%で、ともに全国を下回っており、課題である。
普段(月~金曜日)、1日当たり1時間以上勉強をしている生徒の割合は56・7%で、全国を下回っており、課題である。
▼改善の方向性
調査結果等の分析に基づき、教育活動の改善を図ることができるよう、学校評価および各種調査結果を踏まえた検証改善サイクルの確立に向けた取組を充実させる必要がある。
主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を図ることができるよう、単元や題材など内容や時間のまとまりを見通した授業改善を推進する必要がある。
普段(月~金曜日)、1日当たり1時間以上勉強をしている生徒の割合が増加するよう、学校と家庭が連携した学習習慣の確立を進める必要がある。
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(道・道教委 2019-11-11付)
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