算数にーごープロジェクト　目的や考え方を確認　カリキュラム改訂へ初会合　札幌市教委

（市町村 2019-11-13付）

５・６年生「算数のまとめ」前期分の作成を目指す

　札幌市教委は６日、二条小学校で算数にーごープロジェクトカリキュラム改訂委員会の第１回会議を開いた。委員１５人が出席。作成における目的や基本的な考え方を確認した。

　市教委は、来年度からの新学習指導要領の全面実施に伴って教科書が変わることから、平成２８年度の事業開始以来、初めて改訂委員会を設置。令和２年度前期４～９月分の指導カリキュラムを検討・改訂していく。委員は市内の小学校教員と市教委職員で構成されている。

　はじめに、佐藤圭一教育課程担当課長があいさつ。「新しい価値が伝わり、カリキュラムが発展したものとなるためには皆さんの力が必要。意見交換しながら精査していこう」と呼びかけた。

　続いて、髙橋健一義務教育担当係長が作成の方針について説明。「少人数の良さを生かせることを目的に作成したものが市全体に伝わっていく喜びを感じてほしい」と話した。

　このあと、委員は５年生用と６年生用のカリキュラム作成に取りかかった。

　会議は今後、６回程度開かれる予定。

(市町村 2019-11-13付)