道教委・青山委員が岩見沢市視察　チームの指導力実感　若手教員と意見交流も

（道・道教委 2019-11-25付）

授業の様子を視察する青山委員

　【岩見沢発】１０月２９日付で就任した道教委の青山夕香委員は２１日、岩見沢市立南小学校（砂川昌之校長）を視察した。授業を参観したほか、若手教員と意見交換。青山委員は「若手教員にも、ベテラン教員の指導が受け継がれていると感じた」と述べ、チームとしての指導力を実感していた。

　南小は平成２５年度、道教委の学校力向上に関する総合実践事業に指定され、学校の総合力を高める取組を継続して行っている。

　青山委員をはじめ、道教委総務課の国安隆主幹、空知教育局の竹林亨局長などが同校を訪れた。

　授業参観では、若手教員が担当する３クラスを視察。児童の様子や教員の指導を観察した。

　授業のあと、若手教員３人と意見交換。教員を志すきっかけとなった出来事や、教員になってみて感じたことなどについて交流した。

　若手教員が抱える問題に青山委員は、北星学園大学、北海学園大学で講師を務める自身の経験を踏まえてアドバイス。また、参観した授業での良かった点を「一人ひとりに目を向けられていた」「声が通っていた」などと、それぞれに伝えた。

　このあと、児童と給食を共にするなどしてふれ合った。

　青山委員は授業について「若手教員にベテラン教員の指導が受け継がれている」と感心していた。

(道・道教委 2019-11-25付)