道中体連が創立６０周年記念式典　成長に寄与する部活動へ　藤井会長が決意表明

（関係団体 2019-12-03付）

全道各地から９０人が出席した

　道中学校体育連盟（藤井勲一会長）は１１月２９日、ホテルライフォート札幌で創立６０周年記念式典・祝賀会を挙行した。藤井会長は「部活動が生徒、指導者の成長と前進に寄与するものとなるよう、今後も連盟を挙げ努力、まい進していく」と決意を表明。６０年の軌跡を振り返るとともに一層の飛躍を誓い、新たなスタートを切った。

　道中学校体育連盟は、昭和３４年５月に道中学校体育連盟連絡協議会として結成。昭和３８年５月に現名称に改称し、現在に至っている。

　記念式典には、全道各地から関係者約９０人が出席した。

　あいさつに立った藤井会長は、６０年の歴史を振り返り「加速する少子化、部活動の在り方に関する社会の要請、教員の働き方改革、暑熱対策など、今、部活動は実に多くの課題と向き合っている」と指摘。

　その上で「再び草創の志を強く意識し、学校教育の一環としての部活動が、生徒たち、指導に携わるものの成長と前進に寄与するものとなるよう、今後も連盟を挙げて努力、まい進していく」と決意を表明した。

　道教委の佐藤嘉大教育長の代理として鈴木淳教育指導監、札幌市教委の長谷川雅英教育長、道中学校長会の新沼潔会長が祝辞。

　鈴木教育指導監は、部活動の在り方に関する方針で示す取組がすべての学校で実践されるよう協力を求め「中学生に夢や希望を与える運動部活動の充実・発展、生涯にわたるスポーツライフの実現に向け、先導的な役割を担ってほしい」と述べた。

　このあと、歴代会長など功労者に表彰状を贈り、その功績をたたえた。

　式典後の祝賀会では、６０年の歩みを振り返り、一層の発展に向けて決意を新たにした。

(関係団体 2019-12-03付)