鶴居村幌呂小開校100周年式典 さらなる発展を誓い 230人出席し節目祝う(学校 2019-12-03付)
三上校長は、伝統を引き継ぐ決意を示した
【釧路発】鶴居村立幌呂小学校(三上裕生校長)の開校100周年記念式典が11月24日、同校で執り行われた。全校児童や歴代教職員、同窓生、保護者、地域住民など約230人が出席。100年の節目を祝うとともに、今後のさらなる発展を誓い合った。
同校は、大正8年開校。これまで1474人の卒業生を送り出してきた。100周年を迎えるに当たっては、まちの歴史を学ぶ教育活動などに取り組んできたほか、記念の歌「幌呂の歌」を制作。歌詞は小・中学生や地域から募ったキーワードをもとにした。
式典では、開校100周年記念事業協賛会の吉田保博会長の式辞に続き、三上校長があいさつ。同校のこれまでの歴史と、幌呂の歌を制作したことにふれ「地域の学校としての歴史と伝統を引き継いでいくとともに、幌呂の歌がいつまでも心に残り、歌い継がれることを願う」と述べた。
つぎに、6年生の武藤里沙子さんが「感謝の気持ちを忘れず、幌呂の伝統を引き継いでいく」と誓った。
来賓を代表して、釧路教育局の川端雄一局長と鶴居村の大石正行村長、松井元作元教育委員長が祝辞を述べた。うち、第25回卒業生(昭和18年度卒業)でもある松井氏は当時の学校の様子を語り「先人の苦労を忘れず、幌呂の未来を切り拓いてほしい」と呼びかけた。
このあと、同校の発展に寄与した歴代校長やPTA会長に感謝状を贈呈して式典は終了。式典後、幌呂農村環境改善センターで祝賀会が開かれ、幌呂の歌が披露された。
(学校 2019-12-03付)
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