道教委が高校教育改善研究協議会　防災教育の意識啓発を　あいさつで唐川課長要請

（道・道教委 2019-12-11付）

各教育局と接続して開催した

　道教委は９日、道庁本庁舎で令和元年度第２回全道高校教育改善研究協議会を開いた。テレビ会議で各教育局と接続。あいさつに立った唐川智幸高校教育課企画・支援担当課長は、過日開いた道高校教育課程研究協議会（道央会場）で「世界津波の日」高校生サミットの成果報告があったことにふれ、各学校において、一層防災教育の意識啓発に努めるよう求めた。

　本道の高校教育に関する学校経営上の課題等について研究協議を行い、本道の高校等における学校運営全般の改善・充実に資するもの。参加者の移動時間や経費の縮減のほか、ＩＣＴ活用による会議・研修が一層普及していくことから、開催当初の一昨年度からテレビ会議形式で行っている。

　本年度２回目の会議には、道高校長協会本部役員、各管内の代表校長、教育局担当者など４６人が参加した。

　開会に当たり、唐川高校教育課企画・支援担当課長があいさつ。

　過日開いた道高校教育課程研究協議会（道央会場）において、各学校でカリキュラム・マネジメントを推進するための方策や、総合的な探究の時間を３年間の系統的な取組とするための方策について実践発表を交えた協議を行ったことを報告した。

　また、９月に開かれた「世界津波の日」高校生サミットで議長を務めた生徒がビデオでサミットの様子や成果を報告したことにもふれ、各学校において、本道の高校生の活動を通じて、防災教育の意識啓発に一層努めるよう求めた。

　続いて、教育行政上の諸課題について、各担当課がそれぞれ所管事項を説明。

　このほか、「学校経営上の課題」をテーマに研究協議を行った。

(道・道教委 2019-12-11付)