飲酒運転根絶！高校生メッセージ　最優秀は稚内・田頭さん　ラジオ等で啓発　道教委

（道・道教委 2019-12-11付）

　道教委は、道交通安全推進委員会主催の令和元年度飲酒運転根絶！高校生メッセージコンクールの審査結果を発表した。全道から寄せられた３３６作品の中から、稚内高校３年の田頭さくらさんのメッセージが最優秀賞を受賞。入賞作品は、ラジオ等での広報啓発に活用するほか、道交通安全推進委員会、関係団体のホームページで紹介する。

　道交通安全推進委員会主催のコンクールは、地域に根差した飲酒運転根絶を図るため、高校生からメッセージを募集し、そのメッセージを活用して地元企業、飲食店をはじめ、地元大学・専門学校および地元マスメディアなどと連携し、啓発活動等を実施することで、飲酒運転を見逃さないという社会全体の意識の醸成を図るもの。

　道、道教委、道警、札幌市、道交通安全協会、道安全運転管理者協会の６者が協力した。

　道内の公私立高校、中等教育学校後期課程、特別支援学校高等部の生徒を対象に飲酒運転根絶に関するメッセージを募集。９月１日～１０月３１日の期間に募り、全道から３３６作品が寄せられた。

　審査の結果、田頭さんのメッセージ「掛けないでくださいエンジン。握らないでくださいハンドル。踏まないでくださいアクセル。あなたが奪うことになるたくさんの笑顔。あなたが奪ってはいけない尊い命。さあ、今日は歩いて帰ろう。外の空気を吸って帰ろう。なくそう　飲酒運転」が最優秀賞を受賞。優秀賞には、静内農業高校１年の阿岸潤一朗さん、標茶高校１年の松家柚さんの作品が選ばれた。

　入賞作品は、ラジオ等の広報啓発に活用するほか、道交通安全推進委員会や関係団体のホームページで公表する。

(道・道教委 2019-12-11付)