無人航空機に関する特別学習会　最新技術目の当たり　コンサルが協力　帯工高

（学校 2019-12-20付）

　【帯広発】帯広工業高校（稲津誠校長）は１１月下旬、音更町の建設コンサル・北開水工コンサルタントの職員を招いて、無人航空機（ＵＡＶ）に関する特別学習会を開いた。環境土木科ＵＡＶ班の１４人が参加。座学などを通しＵＡＶの特徴や土木建設業への活用法を学習。最新技術への理解を深めた。

　同校は、建設産業におけるＵＡＶ利用の高まりを受けて、本年度から環境土木科にＵＡＶ班を設置。同学科ではＵＡＶを所持していないことから、北開水工コンサルタントの協力を受け学習会が実現した。

　水域調査部調査技術グループの鈴木信幸主幹ら３人が来校。鈴木主幹は、河川巡視、破堤状況確認、植物調査などの分野でＵＡＶを活用していることを説明した。破提状況確認においては水面の形などを撮影できることを３Ｄ画像を示しながら紹介した。

　このあと、事前に同校を測量した結果などが示され、生徒は最新技術に対する興味・関心を深めた。

　同校担当教員は「現在、ＵＡＶ測量は建設業界に広く普及した技術になっている。最新機器への知識を深める取組を行ってもらい大変感謝している」と述べていた。

(学校 2019-12-20付)