札幌市立高２年度入選当初出願　札幌平岸普通で１．６倍　定時制は札幌大通午前２．１倍

（市町村 2020-01-29付）

札幌市立高校各校の入学者選抜倍率（クリックすると拡大表示されます）

　札幌市教委は２８日、令和２年度市立高校入学者選抜の当初出願状況を発表した。全日制課程６校には募集人数１７６０人に対し、２４８７人が出願。このうち、標準枠が３９２人（内数）の推薦入学は、２６０人（同）が出願した。平均倍率は前年度比０・１ポイント増の１・４倍で、市立札幌平岸・普通が１・６倍と最も高い倍率となった。定時制課程の市立札幌大通の平均倍率は前年度比０・４ポイント増の１・５倍で、普通・午前が０・９ポイント増の２・１倍となった。

　前年度を上回る倍率となった全日制の学校・学科は、市立札幌清田・普通が０・３ポイント増の１・５倍、市立札幌平岸・普通が０・２ポイント増の１・６倍となったほか、市立札幌藻岩・普通が１・３倍、市立札幌啓北商業・未来商学が１・１倍でそれぞれ０・１ポイント増となった。

　また、市立札幌新川・普通が０・２ポイント減の１・５倍となったほか、市立札幌平岸・デザインアートが１・２倍と市立札幌清田・グローバルが１・０倍とそれぞれ０・１ポイント減となった。

　市立札幌旭丘・普通は前年度と変わらず１・５倍だった。

　定時制課程の市立札幌大通は、募集人数２９０人（推薦標準枠１１０人を含む）に対し、４３１人が出願。平均倍率は０・４ポイント増の１・５倍となった。普通・午前が０・９ポイント増の２・１倍、普通・午後が０・２ポイント増の１・６倍、普通・夜間が前年度と同率の０・６倍となった。

　出願変更は、２月４日午後４時まで受け付ける。

(市町村 2020-01-29付)