2年度公立高入選再出願後の状況 全・定合わせ0.94倍 道教委と札幌市教委発表(道・道教委 2020-03-03付)
道教委と札幌市教委は2日、令和2年度公立高校入学者選抜再出願後の出願状況を発表した。一般出願者数は、全日制・定時制合わて2万8750人。全・定合わせた全体平均倍率は0・94倍で出願変更後よりも0・01ポイント下がった。
有朋を除く実募集人員は、全日制2万8477人、定時制1981人の計3万458人。
一般出願者数は、全日制2万7908人、定時制842人の計2万8750人。全・定合わせた全体平均倍率は、出願変更後よりも0・01ポイント低い0・94倍となった。
全日制の倍率は増減なしの0・98倍。うち、普通科は増減なしの1・01倍、専門学科は0・13ポイント増の1・41倍、職業学科は0・03ポイント減の0・87倍、総合学科は0・02ポイント減の0・88倍。
定時制は、0・04ポイント減の0・43倍となった。
推薦・連携型入学者選抜で内定しなかった349人のうち、再出願したのは345人。うち、当初と同じ学科に出願したのは319人、違う学科に出願したのは26人だった。
定時制の推薦入学者選抜で内定しなかった195人のうち、再出願したのは177人。当初と同じ学科に出願したのは173人、違う学科に出願したのは4人だった。
全日制で募集人員に満たない学校・学科数は、普通科が97校、専門学科が1校1学科、職業学科が55校93学科、総合学科が11校。
倍率が1・5倍を超えたのは、普通科が札幌国際情報の1・6倍など5校、専門学科が札幌啓成・理数の2・0倍など4校4学科、職業学科が岩見沢農業・森林科学5・0倍など7校12学科だった。
再出願によって、出願変更後より倍率が0・4ポイント以上高くなった学校・学科数は、3校4学科。
再出願後、定時制で募集人員を超えている学校・学科は、市立札幌大通の午前・午後・夜間だった。
今後の日程をみると、あす4日に学力検査を行い、17日午前10時に合格発表。第2次募集の願書は、23~24日午後4時30分まで受け付け、27日までに合格発表を行う。
(道・道教委 2020-03-03付)
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