岩見沢農業高と空知建設業協会　オンラインで連携授業　自宅の生徒と顔合わせ

（コロナウイルス関連 2020-05-20付）

授業は２コマを２日に分けて行う

　【岩見沢発】岩見沢農業高校（鎌田一宏校長）は１４日、空知建設業協会との１回目の連携授業を開いた。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、Ｗｅｂ会議アプリを活用してオンラインで実施。担当教諭、臨時休業で在宅の生徒と、協会事務局職員と会員企業の代表者らがアプリを通じて自己紹介など顔合わせを行った。

　同校は平成３０年度、協会会員企業の㈱砂子組（本社・奈井江、本店・札幌、砂子邦弘社長）と授業連携にかかる協定を締結。ＩＣＴを活用した新技術を体感する授業を実施した。

　令和元年度からは、協会と協定を締結。本年度は農業土木工学科２年生４１人のうち、開発土木専攻班の１３人を対象に授業を行うこととした。

　１４日は、１回目の授業を実施。前年度は１コマ５０分を２コマ連続で実施したが、本年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、Ｗｅｂ会議アプリを利用して２コマを２日に分けて行うこととした。

　会議には、同校の堀毛憲太郎教諭と、臨時休業によって在宅中で前年度連携授業を経験した３年生のうち４人、本年度連携授業に参加する開発土木専攻班の生徒１３人が参加。協会からは事務局の川田孝志主幹、入職促進特別委員会の谷村明紀委員長、植村正人委員のほか、授業をサポートするメンバーらが参加した。

　はじめに、顔合わせとして一人ひとりが自己紹介。

　続いて、堀毛教諭が連携授業の目的や意義などを紹介。授業について、実際に建設業に従事する職員と話せる機会が多いことから「進路実現のチャンス。たくさん質問して学んでほしい」と呼びかけた。

　２コマ目は２２日に実施する予定。今回同様Ｗｅｂ会議アプリを活用し、協会会員企業の㈱田端本堂カンパニーと植村建設㈱の担当者が「ＩＣＴ技術や活用の基礎講座」と題して説明を行うこととしている。

(コロナウイルス関連 2020-05-20付)