オホーツク局　Ｚｏｏｍ活用　２９日にセミナー開催　学校再開へ演習・協議

（コロナウイルス関連 2020-05-26付）

　【網走発】オホーツク教育局は２９日、Ｗｅｂ会議サービス・Ｚｏｏｍを活用して管内教師力向上セミナー「学校再開後の学級づくり」を開く。管内特別活動研究会と連携。教育局と各学校の教諭等の端末を接続し、学校再開に向けた学級経営の方策について演習・協議を展開する。積極的な参加を呼びかけている。

　オホーツク局では、各学校のＺｏｏｍの活用状況の調査や実際に接続テストを行ったところ、多くの学校と接続可能なことが分かったため、今回のセミナーを企画した。

　道の「地域をつなげるネットワーク」のＷｅｂ会議機能で市町村教委との接続による遠隔研修は行っているが、Ｚｏｏｍを活用して各学校と直接つながる形での開催は初の試み。

　対象は、管内の小・中・義務教育学校に勤務し、Ｚｏｏｍを活用した遠隔研修が受けられる環境がある教諭等で、在宅勤務の場合や複数人での参加も可能。通信環境の関係上、定員は２０組までとしている。

　２部構成で実施。第１部では、管内特別活動研究会から網走市立南小学校の佐藤宏教諭、湧別町立湧別小学校の西村亮子教諭、滝上町立滝上小学校の矢野紘教諭が講師を担当し、「学校再開後の学級経営のポイント」について説明する。

　第２部では、「学級経営お悩み相談」と題し、参加者からの悩みに講師らが対応する。

(コロナウイルス関連 2020-05-26付)