オンライン授業テーマに木古内小　アプリの使用法理解　１８人参加　校内研修開く

（コロナウイルス関連 2020-06-01付）

基本的な使用方法などを学んだ

　【函館発】木古内町立木古内小学校（石岡一智校長）は５月２８日、町中央公民館で校内研修として、Ｗｅｂ会議アプリの使用方法に関する研修を行った。同校教職員や町教委職員合わせて１８人が参加。基本的な使用方法や授業時の活用例を学び、新型コロナウイルス感染症に伴う臨時休業や教育現場におけるＩＣＴ機器の有効的な活用について理解を深めた。

　オンライン授業をテーマとした校内研修は、今回初めて開催。同校教職員対象のアンケート調査で、ＩＣＴ機器やアプリの使用方法への理解度が低かったことから実施したもの。

　講師は、同校の富岡令教諭が務めた。研修では、教職員が自信のスマートフォンやパソコンでアプリＺｏｏＭを使用して実施。はじめに、基本的な使用方法や設定、通話への参加などを体験。

　そのあと、グループ通話への招待やＰＤＦファイルなどを全体で共有する方法を説明。教材等を提示することで、遠隔でも授業にも活用できることを学んだ。

　研修を終えた石岡校長は「今回のようなアプリは初めて使用した。これからは、先生たちが子どもたちに教える立場になっていくので、今後も同様のテーマで研修を深めていきたい」と話していた。

(コロナウイルス関連 2020-06-01付)