千歳市祝梅小独自　体操ブック　家庭での体力づくりに　教員出演　難易度別で３種

（コロナウイルス関連 2020-06-01付）

　千歳市立祝梅小学校（橋本由美校長）は、臨時休業中の体力づくりに役立てるため、独自に冊子『わくわく体操ブック』と動画を作成した。動画は教職員全員が出演し、ストレッチなどを行う体つくり運動について難易度別に３種類用意。家庭でも動画に合わせて運動できるよう、ホームページ上で保護者に限定公開している。

　動画は、体操ブックで分からない動きについて理解を促すとともに、家庭での運動への積極的な取組を促すことをねらって作成。５月１５日に教職員全員が出演して撮影し、１８日から順次保護者限定で学校ホームページに公開した。

　体操は、５分間の体つくり運動のあと、１０分間の体力アップ運動を行う構成。１日１５分の運動を目標とするよう促している。

　関節伸ばしや体ねじりなどのストレッチを行う体つくり運動では、「体のびのび運動」「もっとのびのび編」「体ぐんぐん編」と難易度を上げながら３つのステップに分け、全部で３３の動きを紹介。

　体力アップ運動では、なわとびやジャンプ、ウォーキングなどを勧めている。

　動画は体つくり運動について、１つの動きにつき教職員が１人ずつ出演。それぞれの体操を行いながらポイントを説明しており、動画の秒カウントに合わせながら家庭で体操できるようになっている。動画の最後には「一度に全部できなくてもいいので、毎日続けよう」など励ましの言葉も。

　今後は音声ＣＤも作成し、学校再開後の体育の授業などでも年間を通して活用していく。

(コロナウイルス関連 2020-06-01付)