小・中学校等在学の医療的ケア児 ８校に看護師を派遣 週３回に拡充 札幌市教委（市町村 2020-06-22付）
札幌市教委は本年度、小・中学校等に在学する医療的ケア児を支援するため、８校に看護師を派遣する。看護師が痰吸引などを要する児童生徒に医療的ケアを行うもの。回数を週１回から週３回に拡充するなど、支援体制の充実を図る。
医療的ケアを必要としている児童生徒に対しては、資格を有した看護師のほか、保護者でなければ痰の吸引などの行為ができないこととなっている。
このため、市教委は、特別な教育的支援を必要とする児童生徒の教育の推進に向けて看護師を派遣するモデル事業を平成３０年度から実施。モデル校２校に看護師を派遣した。
令和元年度もモデル校２校に派遣。昨年１１月からは派遣校数を２校から７校に拡大した。
本年度は８校に看護師を派遣するほか、回数を週１回から週３回に拡充する。６月以降、準備が整い次第、順次派遣する。
(市町村 2020-06-22付)
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