ロシアの若者と意見交換　札幌丘珠高がオンラインで

（学校 2020-07-06付）

異文化について理解を深めた

　札幌丘珠高校（飯田知男校長）は６月２９日、同校でビデオ会議システムＺｏｏｍを用いてロシアとのオンライン交流を行った。ロシア語履修生やボランティア部部員など３０人が参加。学校紹介や質疑応答を通し、国際交流を深めた。

　交流事業は、ノボシビルスク市シベリア・北海道文化センターが、ロシアで日本語を学ぶ小学生から高校生までの若者を対象に無償で行う「オンライン日本語サマースクール」プログラムの最後の授業として実施した。

　はじめに、札幌国際プラザの担当者が、札幌について紹介。簡単なクイズを交えながら、名所や文化について伝えた。

　続いて、同校の生徒５人が学校を紹介。生徒数や進路、部活動などについて伝えた。

　学校説明のあと質疑応答。ロシアの学生が日本語で「北海道の冬は寒いか」「日本で有名なロシア人は」などと質問。生徒は日本語で回答し、札幌国際センターの担当者が通訳した。

　最後に、シベリア・北海道文化センターの学生がノボシビルスクについて日本語で紹介。動物園や高校などについて伝えた。

　質疑応答では、「ロシアで有名な日本人は」「ロシアで人気の日本食は」などの質問が挙がっていた。

　交流した生徒は「いろいろな話を聞くことができて面白かった。ロシアに行ってみたい」「互いに自分のまちについて交流するのが楽しかった」などと話していた。

(学校 2020-07-06付)