環境省の地球環境美化功績者表彰　寿都高が大臣表彰　道内唯一　地域貢献を評価

（学校 2020-07-07付）

　【小樽発】寿都高校（刈屋正人校長）ボランティア部は、環境省の令和２年度環境大臣表彰「地球環境美化功績者表彰」を受賞した。道内唯一の受賞で、国道・町道の清掃活動など長期にわたる積極的な地域貢献の取組が評価された。刈屋校長は「大変光栄に感じている。卒業後も地域の中心となる人間が育ってくれれば」と喜びを語った。

　環境省は、毎年６月の環境月間に合わせて、環境保全、地球環境保全および地球環境美化に関して顕著な功績があった個人・団体の功績をたたえるため、毎年度、環境大臣による表彰を行っている。

　本年度は、全国で３６人８５団体の計１２１件が環境大臣賞を受賞。

　道内からは、寿都高ボランティア部が地球環境美化功績者表彰を受賞し、国道・町道での清掃活動、国道花壇整備、町主催の全町民海岸クリーン大作戦への参加、寿都神社大祭後の全町清掃などを積極的に実施していることが評価された。

　刈屋校長は「長年にわたるボランティア部の活動が評価され、大変光栄に感じている。卒業後も地域の中心となる人間が育ってほしい」と期待。今後、同校は町の依頼を受けて地元のバジルを使った料理の新メニューづくりに協力する予定で「これからも活動の幅を広げ、地域と連携した取組に努めていきたい」と話した。

(学校 2020-07-07付)