美瑛小 働き方改革実施計画 「時間短縮」 ７０％目標 校務支援システム導入で （学校 2020-07-03付）
【旭川発】道教委の働き方改革推進事業の指定を受けた美瑛町立美瑛小学校（北島信校長）は、実施計画をまとめた。校務運営システムの導入によって、通知表業務や教材作成時間が短縮できたとする教員の割合７０％以上とする目標を設定。各項目の目標達成に向け、教職員による主体的な働き方改革を推進していく。
実施計画の概要はつぎのとおり。
◆推進地域の取組
【市町村アクション・プランに掲げる取組の推進】
▼具体的な取組
▽会議や打ち合わせの精選や短縮化
▼到達目標
▽会議設定時間の厳守
▼成果の検証方法
▽学校評価における自己評価でのアンケート
【北海道アクション・プランに掲げる目標達成のための環境整備】
▼具体的な取組
▽校務支援システムの導入
▽ＩＣＴを活用した教材の共有化などによる授業準備等の支援の充実
▼到達目標
▽通知表業務や教材作成時間が短縮できたとする教員の割合７０％以上
▼成果の検証方法
▽学校評価における自己評価でのアンケート
【成果の把握、検証および各種研修会での普及】
▼具体的な取組
▽美瑛町教職員等研修会における勤務間短縮に向けた取組の成果発表
▼到達目標
▽年１回
▼成果の検証方法
▽研修会資料
◆目指す学校の姿
▼目標
▽教職員全体が主体的に参画し、自分たちの働き方を自分たち自身で決めていける教職員集団づくり
▼成果の検証方法
▽学校評価における自己評価でのアンケート
◆推進校の必須取組
※コミュニティ・スクール導入の学校
※校務支援システム導入の学校
【手引に掲げる取組のうち、学校の実情に応じ取り組むことが可能なものを主体的に実施】
▼具体的な取組
▽スクール・サポート・スタッフと連携し、共有できる教材のデータベース化と保管等環境整備を進める
▼到達目標
▽教材作成時間が短縮できたとする教員の割合７０％以上
【すべての教員の毎月の在校等時間を客観的に計測・記録】
▼具体的な取組
▽個人ＱＲコードで計測した結果を月末に集計し、可視化する。
▼到達目標
▽勤務時間の可視化によって退勤時間に対する意識が向上したとする教職員の割合７０％以上
【手引に掲載されていない業務改善（すでに実施している学校独自の取組を含む）】
▼具体的な取組
▽プログラミング教育加配、英語専科加配を活用し、教材準備時間を確保する。
▼到達目標
▽教材作成時間が短縮できたとする教員の割合７０％以上
◆推進校の選択取組
【留守番電話やメールによる連絡対応】
▼具体的な取組
▽児童の体調管理や保護者アンケート等をメールによる連絡とする
▼到達目標
▽家庭がメール配信システムに加入
【地域との協働による学校を応援・支援する体制づくりの推進】
▼具体的な取組
▽登校時間における安全見守り活動を保護者が行う
▼到達目標
▽教職員の参加率３０％以下
◆推進校における事業スケジュール
▼４月
▽教職員への働き方改革推進事業についての説明
▽メール連絡システムへの加入呼びかけ
▽ＱＲコードによる計測開始
▽勤務時間集計
▼５月
▽校務運営システム、デジタル教科書の導入
▽ＰＴＡ総会における安全・安心見守り活動への協力依頼
▽課題意識を高める校内研修
▽勤務時間集計
▼６月
▽前期コアチーム始動
▽アンケート実施、論点整理
▽勤務時間集計
▼７月
▽改善策実行
▽勤務時間集計
▼８月
▽教職員評価
▽学校閉庁日の設定３日間
▽勤務時間集計
▼９月
▽効果検証
▽勤務時間集計
▼１０月
▽後期コアチーム始動
▽改善策実行
▽勤務時間集計
▼１１月
▽勤務時間集計
▼１２月
▽学校評価における自己評価でのアンケート（通知表業務や教材作成時間の短縮）
▽学校閉庁日の設定３日間
▽勤務時間集計
▼３年１月
▽美瑛町教職員等研修会での成果発表
▽学校閉庁日の設定３日間
▽勤務時間集計
▼２月
▽改革の定着を目指す校内研修
▽勤務時間集計
▼３月
▽勤務時間年間集計
(学校 2020-07-03付)
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