旭川教育振興会が書面会議　新会長に林氏選任　活動方針・役員など決定

（関係団体 2020-07-07付）

　【旭川発】旭川教育振興会の本年度の活動方針や役員がまとまった。新型コロナウイル感染症防止を図るため、当初６月に開催する予定だった総会と第１回理事会を中止し、書面会議に変更。「新しい時代の教育を語る集い」などの開催を検討していくほか、会報発行など、工夫しながら活動の輪を広げられるよう取組を進めていくことを確認した。役員改選では、新会長に林邦子氏を選出した。

　同会は平成２４年、旭川市ＰＴＡ連合会など２７団体の賛同を得て、長年の夢だった「旭川教育の日」制定宣言を行って、ことしで８年目を迎える。子どもの望ましい環境づくりのために、学校・家庭・地域と連携し、お互いのパートナーシップを高める活動を推進するとともに、次代を担う子どもの「安全・安心で、夢・希望をはぐくむ環境づくり」という大きな目標を見据え、課題を一つずつ解決するよう努めている。

　活動方針は、①新しい時代の教育を語る集い等を開催し、新しい時代の学校・家庭・地域を結ぶ架け橋となって、相互理解と連携・融合を支援する活動を通して子どもにとって真に望ましい環境づくりを推進する②北海道教育の日、旭川教育の日の制定を踏まえ、「旭川市の子どもは旭川市民の手で」という考えに立ち、様々な教育関係団体・個人と連携を深め、旭川教育の日推進協議会の推進母体として旭川教育の日の趣旨に沿った活動を展開する―の２点。

　具体的な方策として、今後の新型コロナウイル感染症の状況を踏まえながら、新しい時代の教育を語る集い等の開催を検討していくほか、会報を発行するなど、工夫しながら活動の輪を広げられるよう取組を進めていく。

　役員改選では、新会長に林氏を選任した。　

　本年度の役員はつぎのとおり。＝敬称略＝

▽会長＝林邦子・新

▽副会長＝岡部正、浜本弘之（＝北海道通信社旭川支社参与）、佐伯教道、本多彰、霜村美智子、水上丈実、山村志保子、佐藤まり子

▽事務局長＝大垣秀彦（旭川市末広小校長）

(関係団体 2020-07-07付)