学校給食へ道産牛肉提供　１０日までに９０校実施　追加の申込開始へ　道

（コロナウイルス関連 2020-07-10付）

　道は２日、新型コロナウイルス感染症の影響で需要が落ち込んでいる道産牛肉を学校給食に無償提供する「道産牛肉学校給食提供推進事業」を開始した。現在、道内の小・中学校、義務教育学校、特別支援学校、定時制高校など約１３００校が希望。きょう１０日までに実施した学校は約９０校となっており、今後、順次展開していく。７月中に追加の申し込みを開始する予定。

　道は本年度、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている生産者等の販売促進の取組を支援する道産牛肉学校給食提供推進事業を実施。滞留等が生じている和牛肉などを道内の小・中学校、特別支援学校、定時制高校等の学校給食へ提供している。

　現在、道内の約１３００校・園が希望。札幌市では全校が申し込んでいる。

　申請した学校は、７月から翌年２月までの期間に児童生徒一人に対し１回当たり１０００円、１００㌘の和牛肉の提供を、３回を上限に受けられる。

　申込みは締め切っているが、７月中にも追加の申し込みを開始する。

　なお、１０日までに約９０校で実施しており、今後各学校において順次実施していく。

(コロナウイルス関連 2020-07-10付)