青山委員が道立図書館等視察　施設をもっと身近に　北海道には数多くの財産

（道・道教委 2020-07-21付）

充実した絵本コーナーを視察

　道教委の青山夕香委員は１６日、道立図書館と道立埋蔵文化財センターを視察した。道立図書館では膨大な蔵書量や貴重な資料の数々を、埋蔵文化財センターでは縄文時代の土器など古代の遺物を見学。両施設を視察した青山委員は、子どもたちが施設を身近なものとして感じることを期待し「子どもたちに、北海道にはこんなに財産があるということをもっと知ってほしい」と話した。

　青山委員と総務課の国安隆課長補佐が道立図書館を訪問。岩渕隆館長が、約１１５万冊の資料を所蔵し、年間約９万人が利用する施設の概要を説明した。

　視察は絵本コーナーから開始。青山委員は仕掛け絵本や大型絵本に関心を寄せ、仕掛けの巧妙さに感嘆の声を上げていた。

　続いて一般資料閲覧室に移り、開架書庫では、貴重な貸本漫画を手に取り、当時の紙質などに興味を示していた。

　北方資料室では、松浦武四郎に関する資料などを見学した。

　このあと、埋蔵文化財センターへ移動。長沼孝理事長が施設の概要を説明した。

　展示室では、縄文時代の土器・石器を見学。動物を模した土器や、赤く彩られた特殊な土器を目の当たりにした。

　両施設を視察した青山委員は「北海道にはこんなに財産があるということを子どもたちに知ってほしい」と話し、施設について「もっと身近なものとしてふれてほしい」と期待した。

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縄文土器について説明を受けた

(道・道教委 2020-07-21付)