道　子どもの居場所づくり新規事業　２管内で研修会を計画　プロポ結果踏まえ９月開始

（道・道教委 2020-07-22付）

　道は本年度、新規事業として道子どもの貧困対策推進ネットワーク事業を開始する。子どもの居場所を道内各地に広めるため、コーディネーターの派遣や、２管内で安定的な運営に向けた研修会の開催を計画。企画提案による公募型プロポーザルの結果を踏まえ、９月以降、取組を開始する。

　道の調査によると、無料または低額で食事を提供する子ども食堂、学習支援、遊び場の提供など、居場所や多世代交流などを行う子どもの居場所は、令和元年度で道内に２１４ヵ所となっている。

　子どもの居場所の取組を各地で広げるため、道は本年度から、道子どもの貧困対策推進ネットワーク事業を開始。子どもの居場所の開設希望者または運営者を対象にコーディネーターを派遣し、子どもの居場所の新規開設に向けた相談支援を行う。概ね週に３日、各種相談に応じる窓口も開設する。

　また、先行事例の紹介や子どもの居場所の安定的な運営に向け、道内２管内で研修会を開催する予定。

　企画提案の公募型プロポーザルを実施中で、９月以降、開始する予定。

(道・道教委 2020-07-22付)