檜山校長会提案　中体連代替大会　６種目で８月１日開催　保護者の観戦・応援規制せず

（コロナウイルス関連 2020-07-28付）

【函館発】新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となった道中学校体育連盟夏季体育大会の代替大会として、檜山管内中学校スポーツ交流会が８月１日、各競技の専門委員による実行委員会主催で開催される。交流会は、檜山校長会中学校部会が３年生のこれまでの練習成果を披露する場として提案したもの。実施するのは野球・サッカー・バスケットボール・バレーボール・卓球・バドミントンの６種目で、管内各町の体育館や球場などを会場に行われる。

　本年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で全国中学校体育大会が中止になったことを受け、その予選となる全道大会・各地区大会も中止となった。

　３年生にとって最後の道中体連の大会が中止となったことを受け、檜山校長会は「これまでの練習の成果を発揮する場を準備したい」との思いから、中学校部会が６月上旬から代替大会の開催を検討。各町の教育長や各競技の専門委員を務める教諭に、交流会に向けた協力を依頼し、大会開催を決定した。

　交流会は、中学校に部活動として設置されている６種目について、８月１日に江差町、上ノ国町、厚沢部町、乙部町、今金町のグラウンドや学校の体育館を会場に開催。野球とサッカーは、天候不良を考慮し翌日の２日を予備日として設けている。

　感染対策としては、消毒用アルコールの設置や飛沫対策のシートなどを用意する。また、保護者の観戦・応援は、現状では規制などは行わない方針。

(コロナウイルス関連 2020-07-28付)