道教委　English　Catch　Program　アスリートが英語で自己紹介　英語教育補助動画作成　活用例等冊子で

（道・道教委 2020-08-25付）

　道教委は、小・中学校の外国語の授業で活用できる英語教育補助教材動画「北海道のトップアスリートたちと学ぶ～Engliｓh　Catch　Program」を作成した。北海道日本ハムファイターズやレバンガ北海道など道内９のスポーツチームの選手が英語で自己紹介するほか、将来の夢や憧れの人物を発表。授業・家庭での活用例や動画サイトのＱＲコードを掲載する学校・家庭用のリーフレットも作成し、活用を呼びかけている。動画は、義務教育課ホームページから動画共有サイトYouTubeにアクセスし視聴できる。

　本道の外国語教育の充実に向け、子どもたちの英語への関心を高めるとともに、コミュニケーションの目的・場面・状況を意識した行動を行うことができるようにするために新たに作成したもの。

　作成に当たっては、北海道日本ハムファイターズ（野球）、北海道コンサドーレ札幌（サッカー）、レバンガ北海道（バスケットボール）、北海道バーバリアンズ（ラグビー）、王子イーグルス（アイスホッケー）、ひがし北海道クレインズ（アイスホッケー）、ヴォレアス北海道（バレーボール）、ロコ・ソラーレ（カーリング）、エスポラーダ北海道（フットサル）の９チームが協力。各チームの外国人選手や日本人選手が英語で自己紹介するほか、将来の夢、憧れの人物、自分の国・地域などをテーマに発表する。

　手軽に視聴できるよう、２～７分程度でまとめた。

　対象は、小学校５・６学年と中学校の全学年。

　学校・家庭用の２種類のリーフレットも作成し、２４日付で通知した。学校用リーフレットでは、授業・家庭における活用例や補助教材の内容と教科書との関連を紹介。家庭用リーフレットでは動画サイトのＱＲコードを掲載している。

　道教委は、動画を活用して子どもたちの英語への関心を高めるとともに、外国語の授業づくりの工夫を図るよう呼びかけている。

(道・道教委 2020-08-25付)