道が学校基本統計速報値発表　義務教育学校１１校に　道内学校・園は２７８３校

（道・道教委 2020-08-26付）

令和２年度学校基本統計速報調査結果概要（クリックすると拡大表示されます）

　道は、令和２年度学校基本統計（学校基本調査）結果の本道分速報値を公表した。道内の学校（園）数は、前年度比１・４％減の２７８３校。在学（園）者数は１・７％減の５８万９１７１人。義務教育学校については、学校数が８３・３％増の１１校。それに伴い、在学者数も８６・５％と大幅に増加し、８０２人となった。

　学校基本調査は、学校に関する基本的事項を調査し、学校教育行政上の基礎資料を得ることを目的に、昭和２３年から毎年５月１日現在で実施している。

　調査対象は、幼稚園、幼保連携型認定こども園、小学校、中学校、義務教育学校、高校、中等教育学校、特別支援学校、専修学校および各種学校で全数調査。

　本年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響に鑑み、学校側の十分な回答期間を確保するために調査期間を１ヵ月間延長。速報の公表項目は、学校数、在学者数、教員数等に限定した。

　本年度における学校（園）数は１・４％減の２７８３校。幼稚園が４・７％減の３８５園、小学校が２・６％減の１０００校となった。一方で、幼保連携型認定こども園は８％増の２４４校、義務教育学校は８３・３％増の１１校と大幅に増加した。

　在学（園）者数は、１・７％減の５８万９１７１人。幼保連携型認定こども園と義務教育学校では増加。小学生は１・４％減の２３万６３９６人で、３３９６人減少した。

　教員数は、義務教育学校、中等教育学校で増加。小学校は３８年、中学校は３４年、高校は３０年連続で減少が続いている。

(道・道教委 2020-08-26付)