帯広市大空地区の義務教育学校　来年２月　校章デザイン　４年度開校へ準備協議会

（市町村 2020-08-31付）

約２０人が参加して意見を交わした

　【帯広発】大空地区義務教育学校準備協議会（会長・黒島俊一帯広市立大空中学校長）は２６日、大空小学校で令和２年度第１回会議を開いた。委員と事務局員約２０人が出席。１１月に校歌の歌詞と作曲者などを決め、来年２月には校章の最終デザインについて意見を集めるなど、４年度の開校に向けた今後のスケジュールを確認した。

　これまでの会議で、校名は「帯広市立大空学園義務教育学校」に決定。校舎として使用する大空中の改修・増築工事が進んでいる。

　はじめに、帯広市教委の広瀬容貴学校教育部長があいさつ。

　大空学園の開校によって、市内初の小中一貫校が誕生することを強調。本年度は校歌・校章の選定で３回ほど会議を行うことを伝え、「引き続き開校に向けて皆さんと取り組んでいきたい」と述べた。

　続いて、事務局が本年度のスケジュールを示した。

　１１月の第７回会議で校歌の歌詞・作曲者などを決め、校章案を審査。来年２月には校章の最終デザインについて意見を集め、事務局から小中一貫教育推進の取組について報告する予定とした。

　校章のデザインは、児童生徒から２０件の案が寄せられたことを確認。協議で１０作品程度まで絞り込むため、後日、児童生徒に選定作品を示してアンケートを行うこととした。

　このあと、事務局から大空中の改修・増築工事の進ちょく状況などについて報告があった。

(市町村 2020-08-31付)