測量の最新機器体験 業界団体主催 出前授業に参加 旭川工業高土木科2年生(学校 2020-09-08付)
【旭川発】旭川工業高校(諸橋宏明校長)土木科2年生約40人は8月28日、同校で上川調査設計協会(千葉新次会長)による出前授業を受けた。同協会会員企業の技術者の指導のもと、最新機器を使った測量を体験。作業で得られたデータをもとに、学校の敷地を図面に仕上げる実習を通して、測量の仕事について理解を深めた。
出前授業は、最新の測量技術にふれ、測量・調査・設計業界に興味をもってもらい、将来的な入職促進を図ることを目的に平成28年度から同協会が毎年開催している。
当日の午前、会員企業技術者による指導のもと、人工衛星からの信号を用いて位置を割り出す衛星測位システムを利用したGNSS測量、目標点に光を放ち反射して戻ってきた光を解析して距離を測定するTS測量を体験した。生徒は6班に分かれて校内敷地を計測。技術者のアドバイスに耳を傾けながら、真剣な表情で作業に取り組んでいた。
また、技術者によるドローンの飛行実演も行われ、生徒は最新の機材に目を輝かせていた。
午後からは、各班が作業で得た観測データをもとに、学校敷地全体を図面に仕上げた。
最後に、山内一賴副会長が協会の役割と将来の展望について説明し、業界の魅力をPRした。
協会は「学校の授業では、最新の機材にふれる機会も少なく、作業を通して、測量の仕事の楽しさを知ってもらい、将来の進路選択の参考にしてほしい」と話している。
(学校 2020-09-08付)
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