学びの保障ガイドライン改訂　学校行事実施可能に　換気、感染症対策を徹底　紋別市教委

（コロナウイルス関連 2020-09-08付）

　【網走発】紋別市教委は、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた学校教育活動等の実施における「学びの保障」ガイドラインを改訂した。遠足や宿泊学習・修学旅行などの行事について、２学期以降実施可能とした。行事や各教科等の活動の実施に当たっては、換気、身体的距離の確保や手洗いなどの感染症対策を十分に行うよう求めている。

　市教委は、市内小・中学校の教頭や主幹教諭、教務主任らで構成する教育課程臨時検討会議での検討内容をもとに、児童生徒の学びを保障するため、学校教育活動等の実施上の工夫や市全体で統一すべき対応等についてまとめたガイドラインを６月に作成した。

　今回、文部科学省の『学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル～学校の新しい生活様式』が改訂されたことを受け、８月下旬に教育課程臨時検討会議を開催。主に、学校行事に関する対応を再検討した。

　内容をみると、時期や方法を検討の上実施するとしていた２計測（身長、体重）、交通安全教室、遠足、宿泊学習・修学旅行、児童会・生徒会・委員会活動・行事、家庭訪問・２者面談、参観日、校外学習の各行事について、２学期以降実施可能とした。

　学校行事全般の実施に当たっては、換気、身体的距離の確保や手洗いなどの感染症対策を十分に行い、児童生徒の健康と安全を第一に考慮するよう求めている。

　各教科等の活動についても、感染リスクの高いものは、換気や身体的距離の確保などの対策を行うよう示している。

(コロナウイルス関連 2020-09-08付)