町役場等へマスク寄贈　全生徒９人　２３０枚製作　小平高等養護クリーニング科

（コロナウイルス関連 2020-09-14付）

　【留萌発】小平高等養護学校（田近和憲校長）は８月上旬、小平町役場にマスクを寄贈した。代表生徒２人が役場を訪問。クリーニング科の全生徒９人が製作した手づくりマスク１３０枚を関次雄町長に手渡した。

　同校クリーニング科では、毎年福祉施設などで校外清掃を実施。本年度は新型コロナウイルス感染症の影響で校外清掃に取り組めないことから、お世話になっている地域のため生徒の発案でマスクを寄贈することとした。

　クリーニング科の全生徒９人は学校再開後の６月から約２ヵ月間で２３０枚の布マスクを製作。１３０枚は役場に、残りの１００枚は現場実習などでお世話になっている福祉施設などに寄贈した。

　代表生徒として１年生の奈良康生さんと２年生の畠山遥名さんらが役場を訪問した。

　畠山さんが「いつもお世話になっている地域の人たちに繰り返し使用可能な布マスクを届けたいと思い、アイロンがけや裁断、ひもとおしなど各学年で分担して製作しました。ぜひ使ってください」と話し、奈良さんが関町長に手づくりマスク１３０枚を手渡した。

　関町長は「約２ヵ月という短い中で、こんなにも丁寧なマスクの寄贈をありがとう」と感謝した。

(コロナウイルス関連 2020-09-14付)