学生支援で様々な取組　学びと安全に貢献　北海道千歳リハビリテーション大学

（コロナウイルス関連 2020-06-18付）

職員が手づくりしたアクリル板の仕切り

　北海道千歳リハビリテーション大学では、新型コロナウイルス感染拡大にかかる学生支援に取り組んでいる。

　今後の学習環境整備等に役立ててほしいと学生１人一律５万円（ネット環境支援金を含む）を支給する。

　学生本人からの申請に対して、口座振込、「J―Coin　Pay」への送金、後期授業料等への充当のうちいずれかの形で支給。銀行振り込みおよび「J―Coin　Pay」を使用した学生支援金の送金は、１５日に完了している。

　６月以降の遠隔授業に加え、パソコンを必要とする動画配信や対面型のリモート授業の開始に合わせ、パソコンの準備が整わなかった学生に対しノートパソコンを無償で貸与。３４台を購入した。

　文部科学省の「学の継続」のための「学生支援緊急給付金」の申請について大学ホームページに紹介。申請手続きについて対応し、ほぼ支給対象者が確定しているという。

　また、学内においても感染防止対策を徹底。衛生面の配慮や「３密」解消に取り組むとともに、コンピュータ室では３２台の機器をフルに使用できるよう、ホームセンターから半透明のアクリル板を購入し、職員が手づくりの仕切りを設置。学生の安全と学びに貢献している。

(コロナウイルス関連 2020-06-18付)