札幌市教委　臨休等の取扱い　行動履歴などから判断　医師会と協議し一部変更

（コロナウイルス関連 2020-09-17付）

　札幌市教委は、１４日付で各園・学校長に対して通知「新型コロナウイルス感染症にかかる臨時休業等の取扱いについて」を発出した。札幌市医師会と協議の上、決定したもの。先に定めた新型コロナウイルス感染症にかかる臨時休業や出席停止の取扱いにおける変更点などを示している。

　臨時休業の取扱いについては、幼児児童生徒、教職員その他園・学校に出入りする人が新型コロナウイルスに感染した場合、その業務内容、行動履歴などから感染拡大防止に必要と認められる際に必要な期間、臨時休業を行うとした。

　出席停止の取扱いについて、つぎの場合は記載のある期間、学校保健安全法第１９条に規定する出席停止とする。

▽幼児児童生徒が新型コロナウイルス感染症にかかった場合＝治癒するまでの間

▽幼児児童生徒と同居している人が新型コロナウイルス感染症にかかった場合＝同居の患者が治癒してから１４日を経過した日までの間または同居の患者と同居しなくなった日から１４日を経過した日までの間

▽幼児児童生徒が保健所から濃厚接触者として指定された場合＝保健所からの健康観察期間が終了するまでの間

▽幼児児童生徒が保健所から濃厚接触者として指定された場合を除き、幼児児童生徒がＰＣＲ検査を受けることになった場合＝結果が判明するまでの間

▽幼児児童生徒本人または幼児児童生徒と同居している人に発熱等の風邪の症状がみられる場合＝当該症状がみられる者の症状が消失するまでの間

▽幼児児童生徒本人または幼児児童生徒と同居している人が海外から帰国した場合＝当該帰国者が検疫所から自宅待機を求められた期間

(コロナウイルス関連 2020-09-17付)