市内全小・中に電気工事業者　サーモセンサー７５台　旭川市が感謝状贈呈

（市町村 2020-10-05付）

西川市長（右）と西山社長（中央）

　【旭川発】旭川市は９月２９日、市役所で市内の西山坂田電気㈱に対する感謝状贈呈式を行った。同社は、市内全小・中学校の感染症対策のために非接触型サーモセンサー７５台を寄贈。黒蕨真一教育長は「行事などで来校者が増えてきているので、大変ありがたい」と話した。

　西山坂田電気から寄贈を受けた非接触型サーモセンサー「サーモゲート零」は、近くに立つだけで体温を検知。体温に問題がなければ青く光り、３７・７度以上を検知すると赤く光ってアラームが鳴る仕組み。

　手のひらサイズで、電源コードと乾電池どちらでも使用可能。持ち運びしやすいだけでなく、本体付属の磁石や両面テープで様々な場所に簡単に設置することができる。

　使い方が一目で分かる掲示物を併せ、市内全小・中学校に配布できる７５台分（約２４５万円相当）が寄贈された。

　この日、西山仁社長らが市役所を訪問。寄附受納に伴い、西川将人市長が感謝状を手渡した。

　同席した黒蕨教育長は、学校行事等で少しずつ来校者が増えている現状を伝え「コンパクトなので、玄関など様々な場所で使えて多様性があり、大変ありがたい」と謝意を表した。

(市町村 2020-10-05付)