ＧＩＧＡスクールサポーター業務委託　来年１月から各校訪問へ　札幌市教委　競争入札を告示

（札幌市 2020-10-19付）

　札幌市教委は、市内小・中学校を訪問し教職員向けの校内研修などを行うＧＩＧＡスクールサポーターの業務委託について１５日付で一般競争入札を告示した。訪問期間は１人１台タブレット端末整備完了に際し、令和３年１月１５日から３月末まで。１校当たり６回程度訪問することなどを条件としている。

　事業は、文部科学省の掲げるＧＩＧＡスクール構想の実現に向けて、児童生徒１人１台端末の円滑な導入や学校現場におけるＩＣＴを活用した授業の展開に対し、ＧＩＧＡスクールサポーターを配置し学校現場を支援するもの。

　市教委は、第３回定例市議会に提出した補正予算案に１億円を計上。１５日付で一般競争入札「ＧＩＧＡスクールサポーターによるICT機器等の活用支援業務」を告示した。ＧＩＧＡスクールサポーターによる教職員向けの校内研修などを行うことによって、ＩＣＴ機器の活用を支援する。

　告示によると、ＧＩＧＡスクールサポーターの訪問回数・開始期間については、来年１月１５日から３月３１日までとし、２月１日までに訪問を開始するとしている。同じ学校に対する訪問は、原則として１ヵ月に付き３回までとした。

　訪問可能期間内において、１校当たり６回訪問。同じ学校に対する訪問は、原則として１ヵ月に３回までとすることを条件としている。

　訪問時間は、午後零時１５分から４時４５分まで。

　なお、訪問日は対象校と調整することなどを挙げている。

(札幌市 2020-10-19付)