開校120年の北見市川沿小 建設業者からカレンダー 思い出残る節目の年に
(学校 2020-11-20付)

川沿小カレンダー寄贈
高田土木部長(右)と児童会長の今橋さん

 【網走発】北見市立川沿小学校(林明校長)は16日、網走市内の建設企業・南建設㈱(松木俊広社長)が同校の開校120周年を記念して制作したカレンダー32部の寄贈を受けた。松木社長らが同校を訪問し、児童会長の今橋心さん(6年)に、全校児童一人ひとりの絵画作品がつづられたカレンダーを手渡した。

 川沿小は、網走開発建設部発注工事を請け負う南建設から、現場近隣への社会貢献としてマスクと消毒ジェルの寄贈などの支援を受けてきた。

 夏には、子どもたちを招いた現場見学会を計画していたが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止に。同校がことしで開校120周年の節目を迎えたこともあり、「子どもたちの思い出に残ることができないか」との思いで、同社がカレンダーの制作を提案した。

 カレンダーは、全校児童11人がそれぞれ描いた絵を使用しており、10月にはハロウィン、12月にはクリスマスなど、季節や風物を表現した作品がつづられている。

 この日、松木社長、山崎雅弘専務執行役、高田純男土木部長が来校し、今橋さんに完成したカレンダーを手渡した。

 林校長は「学校として、周年記念行事などは予定していなかったので、こうして子どもたちの思い出になるいいものができてよかった」と謝意を示した。

(学校 2020-11-20付)

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