建設現場等で勤労観養う　士幌町中央中が職場体験学習

（学校 2020-11-25付）

ドローンの操縦などを体験

　【帯広発】士幌町立士幌町中央中学校（上田禎子校長）は１１月上旬、町内の㈱平田建設などで職場体験学習を実施した。２年生３人が橋梁補修の現場を見学。ドローンの操縦体験などを通して先端技術を取り入れる建設現場に学び、勤労観を養った。

　同校の本年度職場体験学習には２年生６４人が参加。小学校や役場、牧場、農協など町内２２ヵ所で展開した。うち、建設業の建設現場見学には平田建設が協力。同社が職場体験学習を受け入れるのは本年度で３年目となった。

　はじめに、平田建設本社で職員らが建設業の意義や役割について講義した。

　続いて、橋梁補修作業現場を見学。生徒は道路の安全・安心を守る橋梁補修工事の様子を間近に感じた。

　このあと、ドローンの操縦を体験。「ドローンを初めて操縦して、難しかったけれど、ゲームみたいで楽しかった」などと話し、最新技術を駆使する建設業の魅力を感じ取るとともに、自らの勤労観を養った。

(学校 2020-11-25付)