さっぽろスクール音楽祭　ことしは演奏映像配信

（札幌市 2020-11-26付）

　さっぽろアートステージ実行委員会は、オンラインでさっぽろスクール音楽祭を開いている。屯田西小学校ブラスバンド、南月寒小学校吹奏楽部、伏見中学校合唱部など、市内の小・中学校、高校の児童生徒の演奏を映像で紹介。合唱、器楽、吹奏楽とバラエティに富んだ演奏を鑑賞することができる。

　さっぽろアートステージは平成１７年から開催しており、音楽、美術、演劇など様々な芸術分野に多くの市民が活動するイベント。

　ことしは新型コロナウイルス感染症の影響で開催形態を変更し、例年、札幌コンサートホールＫｉｔａｒａで開催しているさっぽろスクール音楽祭は、公式ホームページからオンラインで配信することとした。

　現時点での参加団体は、屯田西小ブラスバンド、南月寒小吹奏楽部、伏見中合唱部、国際情報高校合唱部、札幌第一高校合唱部の５校。動画では演奏のほか、日々の活動風景なども紹介している。

　うち、伏見中合唱部は、１８年度ＮＨＫ全国学校音楽コンクールの課題曲「虹」、女声合唱とピアノのための「空の名前」（改訂版）より「天空歌」の２曲を披露。Ｋｉｔａｒａで事前に集録し、動画の中では「いろいろな制約の中、満足な練習はできなかったが、スクールアート音楽祭として残していただけることをうれしく思う」とメッセージを寄せている。

　なお、動画は順次掲載予定で、オンライン配信を希望の団体は公式サイトから要項を確認できる。最終締切は３０日。

(札幌市 2020-11-26付)