札幌市とバレーボールチーム　自宅で可能な練習法を　市ＨＰに動画公開

（札幌市 2020-12-04付）

　札幌市スポーツ局は、市とホームタウンパートナーの協定を結んでいる女子バレーボールチーム「デンソーエアリービーズ」による、自宅で取り組めるトレーニング動画を市ホームページで公開している。ボールコントロールの練習法などを紹介。体を伸ばした際に顎が上がらないよう意識すること、アンダーパス、オーバーパスの際にボールが腕に当たる位置・角度に注意することなどを呼びかけている。

　デンソーエアリービーズは、昭和４７年創部の女子バレーボールチーム。６０年度に日本リーグ（現Ｖ.ＬＥＡＧＵＥ　Ｖ１）に昇格した。

日本一のタイトルは平成２０年度の全日本男女選抜大会、２２年度の全日本選手権大会、２９年度の全日本男女選抜大会で獲得。悲願のＶリーグ制覇を目指し、日々チーム強化に取り組んでいる。

　また、地元の小中学生を対象とするバレーボール大会「デンソーエアリービーズ杯」やバレーボールスクールを開催するなど、地域に根差したスポーツ振興活動を展開している。

　札幌市とは令和元年にホームタウンパートナーの協定を締結。バレーボールが市民に愛されるスポーツとなるとともに、地域に親しまれるチームとなるよう、様々な地域貢献活動に取り組んできた。

　動画では、鍋谷友理枝選手が自宅でできるトレーニング法として、背中の柔軟性「ロッキング」や、胸周り・回旋の柔軟性「スレッドニードル」を紹介。「体を伸ばしたときに顎が上がらないことを意識する」「肩が床に付くまでひねる」などと助言しながら実践している。

　また、自宅でできるボールコントロールの練習法として片手で、寝ながらアンダーパス、オーバーパスの練習を紹介。ボールが腕に当たる位置・角度に注意する、同じ位置に触れることを意識することなどを呼びかけている。

(札幌市 2020-12-04付)