就労支援施設の活動紹介　札幌市　障がい者週間パネル展　展示は９日まで

（札幌市 2020-12-04付）

展示は９日まで

　１２月３～９日は障がい者週間―。札幌市は、市役所本庁舎で２０２０年度障がい者週間パネル展を開いている。放課後等デイサービス事業所の取組など、市内１０区の障がい就労支援施設における活動内容を約５０枚のパネルで紹介。９日まで。

　障がい福祉についての関心と理解を深めるとともに、障がい者が社会、経済、文化などあらゆる分野の活動に参加することを促進するため、障害者基本法によって設けられているもの。

　市は、障がい者週間の趣旨を踏まえた取組として、市視覚障害者福祉協会の協力で、市民に対するあんま・マッサージの無料奉仕や特例子会社で取り扱っている製品を期間限定で販売するなど様々な取組を実施。市民誰もが互いに人格と個性を尊重し、支え合う共生社会の実現を目指している。

　取組のうち、市役所本庁舎で実施しているパネル展では、市内１０区における障がい者就労支援施設などのＰＲパネル約５０枚を展示。リーフレットも配布している。

　パネルやリーフレットでは放課後等デイサービスにおける作業を紹介。白石区の放課後等デイサービス想では、地域のバザーで販売するための商品づくりや、季節に合わせた装飾品を子ども一人ひとりの発達に合わせた内容で制作していることなどを伝えている。

(札幌市 2020-12-04付)