道教委　高校教育課程研究協議会　道央　育成目指す能力明確に　手引説明や教育大副学長講演

（道・道教委 2020-12-07付）

オンラインで道庁別館と９会場をつないだ

　道教委は１日、令和２年度道高校教育課程研究協議会（道央ブロック）を開いた。道庁別館と石狩、空知管内など９会場合わせ約１５０人が参加。道教委職員が『２年度高校教育課程編成・実施の手引』について説明したほか、道教育大学の玉井康之副学長が講演。各学校が掲げる生徒像に向け、育成を目指す資質・能力を明確にした指導計画作成に関して協議した。

　各学校における教育課程の編成に伴う諸課題について研究協議を行い、高校教育の改善・充実を図るもの。本年度は、空知教育局と十勝教育局が実施機関。

　開会式では、空知教育局の髙杉直人教育支援課長があいさつ。「手引や協議会の趣旨を踏まえ、生徒が目の前の事象から解決するべき課題を見いだし、主体的に考え、協働的に議論し、納得解を生み出す力などを確実に身に付けられるよう積極的に協議してほしい」と述べた。

　全体会では、道教委高校教育課の福田正樹高校教育指導係長や前野文繁主任指導主事などが、道教委作成『２年度高校教育課程編成・実施の手引』を活用して総則や学習指導要領改訂の基本方針や要点、手引きの活用方法などについて説明した。

　また、玉井副学長が「目指す資質能力の育成～様々な学習活動の有機的な関連づくりとカリキュラム・マネジメント」と題して講演。

　このあと、参加者は、育成を目指す資質・能力を明確にした指導計画の改善・充実等に関する協議を行った。

(道・道教委 2020-12-07付)