２２日にセミナー　図書館活動等テーマに札幌市

（札幌市 2020-12-09付）

　札幌市は、２２日午後６時３０分からオンラインセミナー「“ひとをつなぎ、巻き込む活動の種”～創造都市神戸と札幌の事例から」を実施する。札幌市中央図書館の淺野隆夫利用サービス課長らを講師に、事例紹介やディスカッションなどを実施。図書館等が行う様々な活動に人を巻き込む秘訣を考える。

　札幌市は、まちを活性化し、都市ブランド向上につなげる創造都市さっぽろの取組を推進。新しいテクノロジーを活用するメディアアーツ都市としてユネスコから認定を受けている。

　セミナーは、ユネスコ認定のデザイン都市・神戸の拠点として既成概念にとらわれないアイデアや工夫を取り入れながら社会的課題を解決していく様々な活動を展開する神戸市の施設、デザイン・クリエイティブセンター神戸（ＫＩＩＴＯ）の永田宏和副センター長が講師を担当。これまでの活動事例から地域の人々の交流と創造のきっかけをつくるコツを紹介する。

　また、札幌文化芸術交流センターＳＣＡＲＴＳの岩田拓朗テクニカルディレクターと札幌市中央図書館の淺野利用サービス課長を講師に事例紹介とディスカッションを実施。「アートと地域の人々をいかにつなぐか」「図書館が“つくる”ことにどのように役立てるのか」など、様々な活動に人を巻き込む秘訣を考える。

◆デザインに関する　図書展示１０日から

　関連企画として、あす１０日からは、札幌文化芸術交流センター内の市図書・情報館で図書展示を実施。札幌市と神戸市がユネスコ創造都市として、それぞれ力を入れるメディアアーツとデザインの世界の入口となる本を紹介する。来年１月１２日まで。

(札幌市 2020-12-09付)