【令和３年を迎えて　教育研究団体に聞く】　北海道高等学校教育研究会　林恵子会長

（関係団体 2021-01-05付）

　謹んで新年のお喜びを申し上げます。日ごろより、本研究会の活動に対しまして、温かいご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。とりわけ旧年中は大変厳しい状況の中、多くの皆様に本会の活動維持のために多大なご助力を賜りましたことに、あらためて厚くお礼申し上げます。

　本年度は、「北海道の新たな時代を拓く高等学校教育の創造」を研究主題に掲げ活動をスタートしましたが、前年度末から続く新型コロナウイルス感染症の流行は、その後も全く収束が見通せませんでした。検討を重ねた結果、年度途中で事業計画を変更し、活動を研究紀要の編集などに絞り、１月６日、７日に予定されていた第５８回研究大会は中止といたしました。

　毎年１月に、全道各地から会員が集まり、全体集会の講演と各教科部会での研究協議で大いに学び合い、新しい年の仕事始めに決意を新たにする恒例の行事が実施できないのは残念でなりません。

　おりしも新学習指導要領への移行や大学入試改革に加え、コロナ禍で一層促進される教育のＩＣＴ化など、高校教育をめぐる環境が激変している現在にあっては、会員相互の研鑚と修養、実践交流の場である本会の活動が一層重要となります。　　　　　　　　　　令和３年の新春を迎え、北海道の高等学校教育の発展のため、本会の役割をしっかりと果たしていかねばならないと決意を新たにするとともに、今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、重ねてお願い申し上げ、新年のごあいさつに代えさせていただきます。

▼新年の事業計画　

▽第５８回研究大会

・期日＝１月６日・７日（中止）

▽令和３年度総会・第１回研究協議会

・期日＝５月１０日

▽第２回研究協議会

・期日＝１１月

▽会報・研究紀要発行　

▼事務局＝市立札幌旭丘高校（事務局長―矢田春義副校長）

(関係団体 2021-01-05付)