中学校規模適正化へ検討委員会 もみじ台中校舎活用を 札幌厚別区もみじ台地域(札幌市 2021-01-07付)
札幌市もみじ台地域学校規模適正化委員会は昨年12月中旬、市内もみじ台管理センターで第1回検討委員会を開いた。中学校の小規模化に伴う課題やその解決策について協議。委員からは、統合に関して「校舎や設備の改修状況、敷地の広さから、もみじ台中学校を活用することが適している」との意見が挙がっていた。
市教委は、学校の小規模化による教育面、学校運営面の課題を解消し、子どもたちにとってより良好的な教育環境を整えるため、平成19年に市立小・中学校の学校規模の適正化に関する基本方針を策定。市内の各地域で学校規模適正化の取組を推進している。
児童生徒数の減少、学校施設の老朽化など、学校を取り巻く情勢の変化に伴い、適正な学校規模の考え方・基準を維持したまま、見込まれる小規模校の増加などに対応できるよう、30年に方針を見直した。
厚別区もみじ台地域では、少子化の影響で地域の生徒数が年々減少傾向にあり、中学校の小規模化が進行している。
市教委では、中学校で抱える課題を解決するため、地域住民が主体となって話し合いを行う場として、もみじ台地域学校規模適正化検討委員会を設置。中学校が置かれている現状や今後の課題について、保護者、地域、学校、行政が連携して検討している。
委員会は、もみじ台地域にある小学校・中学校の保護者、町内会関係者、各学校の教諭ら19人で構成。第1回検討委員会では、中学校の小規模化に伴い生じる課題やその解決策について協議した。
委員からは、「統合に際して、校舎や設備の改修状況や敷地の広さなどからもみじ台中学校を活用することが適している」「中学校統合を契機に、将来的にもみじ台地区の中心部に小学校と中学校を集約して小中一貫校を設置するなど、子育て世代にとってより住みよいまちづくりを推進していく必要がある」などの意見が挙がった。
(札幌市 2021-01-07付)
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